2014年12月21日日曜日

海外の驚くべき常識

日本で過ごしていると当たり前だと思いがちな習慣が、海外に出るとそうではないことに気づくことがある。
そうした文化の違いを感じられるのは海外旅行の醍醐味だ。 しかし知らないうちに失礼なことをしてしまったり、トラブルに巻き込まれたりするのは避けるに越したことはない。そこで、日本人にとっては意外な海外の習慣や旅行のとき気をつけたいルールをまとめておいた。


1.スウェーデン(度数の高いお酒は、専売所だけ)
日本ではコンビニやスーパーでも気軽に購入できるお酒、でもスウェーデンで購入したい場合はしっかりと計画を立てる必要がある。スウェーデンでアルコール度数3.5%以上のお酒を売っているのは、なんと政府管轄の専売所だけ。平日10時から6時までの営業ととっても健康的だ。お店では20歳以上でないと買うことはできない。
日本人は若く見られがちなので、自信がない場合は身分証を持って行くことを勧める。ちなみに、酔っ払っていると売ってもらえないので注意。


2.ハワイ(飲酒できる年齢は21歳)

もう1つお酒に関する話題。ハワイの飲酒可能年齢は21歳から。20歳の人が勘違いして飲酒をしてしまうと、厳しく取り締まられる。
アメリカでは飲酒の取り締まりは厳しく、アルコールを購入するときやお店で注文するときにも身分証を求められることがあ る。また、公共の場所でお酒を飲むのもNG。日本と同じ気分で過ごしたり、海外旅行でハメを外しすぎないよう注意しよう。


3.フランス(フランスパンを逆さにおいちゃダメ)

フランスと言えばフランスパン。日本でも身近だが、フランスパンには裏表があり、切れ込みがある方が表となっている。このフランスパンをテーブルに置くときは、裏表を逆に置かないように注意しなくてはならない。実はフランスなどキリスト教の国では、パンはイエス・キリストの象徴なのだ。それが逆さまに置かれている、ということは、イエスが十字架から倒れこんだところを連想してしまい縁起が良くないとされている。フランス人をどきっとさせないように、パンは切れ込みを上に置くようにしよう。


4.イタリア(ペペロンチーノはお店ではあまり出ない)

日本でおなじみのスパゲッティ、ペペロンチーノ。実はイタリアのレストランではポピュラーではない。材料があまりにも簡素なため、外で出す料理だとはあまり思われていないんだとか。しかし、シンプルだからこそ料理人の腕が出るものでもあり、メニューに載せていなくても頼めば作ってくれる店も多い。頼む時は「アーリオ・オリオ」と頼もう。


5.オーストラリア(
ジャーキーのお土産を買うときは注意!)
実は、ほとんどの国からの日本への肉類の持ち込みは禁止されている。オーストラリアは数少ない日本への肉類の持ち込みが認められた国の1つだが、日本に持ち込みできるのは日本向けの「検査証明書」がついているものだけだ。オーストラリアならではのカンガルージャーキー、エミュージャーキーなどは空港の免税店などで、検査証明書の確認をしてから購入するようにしよう。保護動物のクロコダイルジャーキーは、輸出証明書も忘れずにもらうように。


6.多くの国で・・・(会計のときに端数を出さない)

846円の会計と言われたとき、日本人だったら、1046円を出して200円のお釣りをもらうというのはごく自然なこと。しかし実はこれが多くの国で混乱の元になる。ヨーロッパやアメリカでは引き算は、足し算的に考える。先の例であれば、846円は900円まであと54円だな、じゃあまずお釣りは54円用意、1000円まではあと100円、じゃあお釣りは全部で154円!
という手順で計算しているのだ。これに1046円を渡されてしまう900と・・・900円まで54円だけど、そのあと100円足して1000円にして、さらに端数があるから46円を足さなきゃいけない・・・なんで最後に端数を足すんだ? と疑問に思われてしまうのだ。無用な混乱を避けるため、海外では端数を出すのはやめたほうが無難だ。

7.多くの国で・・・(日本よりも安全な国は、「ほぼない」)

日本で当たり前にやっている、地面に荷物を置く、荷物で席を取ってレジに向かう、カフェのテーブルの上に携帯電話を置く、などの行為は海外だと危険な場合が多くある。日本ほど治安の良い国はほとんどない。日本人が警戒心が薄いということは海外のスリの間でも有名であり、警戒していないと狙われやすくな る。大人数で歩いていると逆に警戒心が薄くなり、おしゃべりに夢中なうちに持ち物がなくなっている、なんてことも。楽しい思い出をたくさん持ち帰るためには、警戒してもしすぎることはない。



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