2013年10月30日水曜日

単調な毎日だと時間は早く過ぎる、
       新鮮さに出合うと時間は拡張する〜

日常のルーチンを変えるのは大変です。
時間は単調さによって縮まり、新鮮さによって拡張します。日々身体を動かし、健康的な食生活をして、充実しているときは、時間が短く感じる。仕切られた空間に座って書類を受け渡すだけの生活をしていると、その日一日の印象は残らないまま別の日と一緒になって消えてしまう事が多いです。

なので、日常生活のパターンを時々変えてみたり、普段はいかない場所へ旅行に行ったり、できるだけたくさんの新しい経験をしたりして、記憶をしっかりと固定させることが大切。新しい記憶を作ることで心理的な時間が拡張され、人生を長いものとして感じられるようになるそうです。

新しい記憶を作るだけでなく、単調さを破ることでもあります。ほかにも、コンフォートゾーンを出る体験を積めば、生産性が高まったり、予期せぬ変化に対処できるようになるなど、恩恵はたくさんあります。つまり、「街へ出て新しいことに挑戦し、今週を楽しみましょう!」ということです。

2013年10月24日木曜日

「マルチタスク」は本当に悪いのか、
         科学的に解明してみた!!

「効率よく仕事をしたければ、ひとつのことに集中しなさい。一度にいろいろなことをしてはいけません」。
こう言われた経験が何度となくあるのではないでしょうか。
しかし私たちはその忠告を忘れてしまい、気が付くとノートパソコンを開いたままテレビの前でランチを食べていたり、TwitterやFacebookを見ながらメールを送ったり、さらにはGoogle+でチャットまでしていたりします。

(マルチタスク習慣のある人は)あまり生産的だとは言えません。彼らは自分が取り組んでいる作業から、さらなる精神的な満足感を得たいと思っているだけなのです。

課題、計画などで、何かひとつのことだけに集中するのはとても難しいものです。いったいなぜでしょうか?

人がマルチタスクを好むのは、良い気分になれるから
ひとつのことに集中すべき時に、いわゆる「マルチタスク」をしてしまうのはなぜでしょうか。とある研究によると、この理由は非常にシンプルなものでした。
つまり、いろいろなことを同時に行っていると、信じられないほど効率的に仕事をこなしているような気分になるというわけです。
しかし、残念ながら現実の成果はその正反対となっています。マルチタスク傾向の強い学生は、気分こそ良くなりますが、実際の成績はマルチタスクの習慣がない学生よりもずっと低かったそうです。
また、この研究では別の問題点も明らかにしています。たくさんのことを同時にこなしている人は、はたから見るととても効率的に働いているように映るため、周囲の人たちが「あんなふうになりたい」と思ってしまうのです。
メールを操りながら電話をかけ、片手間にブログ記事まで書ける人を目にしたら、誰だって「すごい! 私もできるようになりたい!」と考えますよね。
つまり、私たちはまったく無意識のうちに自分に強くプレッシャーをかけ、もっとたくさんのことを同時にするよう仕向けているのです。

マルチタスク時の脳で起きていること
興味深いのは、「人間の脳はマルチタスクをするようにはできていない」という事実です。ランチを食べながらFacebookのチャットウィンドウを5つも開き、さらにメールまで送ろうとしても、脳はそのすべての活動に同時に注意を向けているわけではないのです。
マルチタスクをする時には、脳がいくつかに分断され研究者が「スポットライト」と呼ぶ領域ができます。私たちの脳は、食事、メール作成、チャットでの会話といった活動を処理する各領域を必死で切り替えているだけなのです。
下の図を見ると、さまざまな活動を処理する複数の領域を、脳が切り替えていることがわかります。要するに、あなたがそれぞれの活動に集中するのに合わせて、数秒刻みで前後の領域を行ったり来たりしているわけです。

2013年10月22日火曜日

やるべきことをちゃんとやるための時間管理5つのヒント〜


何か新しいことを始めるのに、タイミングが変わるのを待つ必要はありません。すぐに実行するためには"やり方"があるのです。
「起業家がどうしても手に入れることができないものそれは『時間』である」 。私は下積み時代、よき相談相手からよくこう言われましたが、いままさにその通りだと感じます。

若かった頃は、できるだけ"気持ち"で乗り切ることでタスクを手短に終わらせようとしていました。外に着ていく洋服を準備するにも夕食にもシャワーにも、15分かけず済ませていたものです。しかし、もちろん今では、こんな作戦を使わずにスケジュールを把握することができます。時間を増やすことはできない。だからこそ有効に使わなければならないのです。

1.ミーティングは15分刻みで設定する
個人的に、時間は全て15分ごとに区切られていると思っています。ほとんどの人はきっと30分刻みで考えていると思いますが、 時間を多くとると無駄にしてしまうことに気が付きいたのです。
もちろん多少余分な時間がかかるタスクもあるので、ミーティングに30分必要なのであれば30分がかかります。しかし、もともと私はそこまで長時間のミーティングをスケジュールしません。

2.ToDoリストをアップグレードする

カレンダーや労働時間を基準に優先順位を決め、仕事のサイクルを作るのは簡単です。
日曜の夕方や月曜日の朝、自分自身に「この時間を使ってできる一番効果的なことは何か」と問いかけます。
たくさんの人がたくさんの塊をひとつのスケジュールやリストに入れ込みがちですが、ここでは一歩先に進んでその予定の塊を3つのグループに分けましょう(たとえば、職場や自宅などで終わらせなければならない重要なことを3つ書き出します)。そしてそれにさらに早く終わらせるべき順に並べ替え、優先順位をつけます。

3.月曜日にミーティングをしない

1週間の始まりで頭をクリアにして集中できる状態にするために、私は月曜日の朝8時から午後2時までの間はひとつもミーティングを入れません。
生産性のことになると、人は、優先順位ではなく、目先のことばかりに集中しがちです。 それは時間活用の観点から見ても良いことではありません。
たとえば7時間もかかるタスクなんて言われると考えるだけでゾッとしますが、会社にとっては一番重要なものかもしれませんし、時間を一番有効に活用できるかもしれません。それにより、私はいつもそのようなタスクを月曜や水曜日などの週の初めに終わらせるようにしています。もしほかにより重要な何かが舞い込んできたら、それに合わせてスケジュールを前倒しにします。

4.カレンダーを崇拝しすぎない

先に決まっている予定に従うのは簡単です。しかし、より重要なことが飛び込んできたら、本来のスケジュールにこだわらずに対応すべきでしょう。とはいえ予定の時間は守らなければならないので、ときには「外注」も視野に入れましょう。
私はもし週末に終わらせるべきことがあるとしても、私は時間を使いたくないので、それを外注します。さらに、7つの別々のカレンダーを使い、全てのスケジュールを管理しています。自分用のカレンダーや社用のカレンダーなどを用意し、分かりやすいように全て色分けしています。そして詳しく書かれたリストがクライアントが今いる場所とそのタイムゾーンまでを詳細に示し、ミーティングの準備を手助けしています。

5.賢く働く
職場にいる間は、人間ができる範囲でやれるだけの仕事をこなすことが大前提です。
会社のオフィスにいる時は、友達へメールやチャットを送ったりInstagramを開いたりすることはありません。インターネットはあなたを邪魔する存在であり、それを防止するには使わないに限ります。オンラインで買物することもなければ、日中、個人的なニュースレターを受け取ることもありません。
代わりに家にいる時や休みの日にお気に入りのメディアを開きます。もちろんそれらの行為でインスピレーションを受けることもありますが、そのインスピレーションは、昼下がりの午後仕事に集中すべきタイミングで受けるべきものではないはずです。

上記は飽くまでも、個人的な意見となります。
他の案があればシェアして下さい〜〜。
優秀な社員が辞めていく理由は……?

 会社を辞めた人――原因は会社だったのか、それとも上司や管理職に不満があったのか。後者を挙げる人は少なくないだろう。それぐらい、管理職の役割と影響力は大きい。
優秀な人材が管理職を判断するポイントを「優秀な人が会社を辞める6つの理由」を考えてみる。


1.ビジョンを伝えている?

四半期の売上目標を口うるさく言う前に、会社としてのビジョンをしっかり示そう。ビジョンと売上目標は同義ではない。だが、ビジョンが売上をもたらし、ビジネスを加速することになる。



Walt Disneyを設立したWalt Disney氏は、2人の娘たちがロサンジェルスのグリフィスパークの回転木馬で遊んでいるのを見たときに、ディズニーランドの構想を抱いたという。他の親とともに子どもを見守りながら、大人も子どもも楽しめる場所を作ろうというビジョンから生まれたのが、今日も多くの人が足を運ぶディズニーランドだ。Disney氏の死後45年以上になるが同社の時価総額は1280億ドル、現在もエンターテイメント界のトップに君臨している。
マネージャーや経営陣は会社のビジョンや長期的目標をきちんと伝えているかを確認したい。

2.会社のビジョンやミッションと個々の業務のつながりは?
「自分の会社のミッションを考えると、自分がやっている仕事は重要なんだと実感する」――この質問の回答から、リテンション、顧客の評価指標、生産性、収益性が図れるという。つまり、スタッフが会社のミッションと自分の仕事の間に強い結びつきを感じている会社ほど、リテンションや顧客の評価、さらには業績が高いという。

例としてGoogleを挙げている。Googleのミッションはご存知のように、「世界中の情報を整理し、世界中の人々がアクセスできて使えるようにすること」である。Google検索のアルゴリズムがどうなっているのかを理解するのは難しいが、Googleのミッションは分かりやすい。戦略やアプローチは状況に合わせて変わるが、ミッションはぶれないように。そして、経営陣はスタッフの個々の業務にしっかりと関連づけ、たどっていくとミッションにつながるように持っていきたい。

3.社員は自分の未来をイメージできている?
社員はみな自分のキャリアを構築したいと思っている。だから、定期的に社員の勤務評価を行い、功績を認めたりアドバイスすることは大きな一助となる。だが、個人面接が一方的なままで終わっていないだろうか? 組織の中での今の自分、将来の自分が描けないと社員は不満を感じるようになり、不協和音が生じやすい。

4.働くのが楽しい職場?
楽しく働き、かつ成果をあげることは可能だ。ソーシャルメディア、マルチメディア、ゲーミフィケーション、モバイル端末……さまざまな技術や仕掛けを利用して、ちょっとした工夫でモチベーションを高めたり、仕事を楽しくできる。備品の支給や、オフィスのインテリアをちょっと工夫するだけでも気分は変わるもの。もちろん、休憩や終了時間を守らせるなど、疲れ果てるまで働かせる環境は論外だろう。個人の責任にするのではなく、上司自らが働く環境の改善に心がけたい。
会社を辞める理由は人様々だが、企業にしてみれば人は大きな投資、人材の大切さはあらためて書くまでもないだろう。終身雇用という考え方が薄れつつあり、日系企業でも転職が珍しくはない中で、優秀な人材を引き止める「リテンション」の重要性を指摘する声がある。Forbesによると、優秀な社員は、上司や経営陣を以下のポイントから判断しているという。



人生においてポジティブな職場を見つけることが第一。
仕事=成長」と考えている方が非常に多いのでしょう。
仕事を辞め、新しい環境を見つけることは恥ずかしい時代ではないと思います。
自分という人間が輝く場所が「職場」なのでしょう。

2013年10月18日金曜日

Why speaking a second language can make you brainier: Bilinguals have 'better memories and problem solving abilities'


People who can switch between two languages seamlessly have a higher level of mental flexibility than monolinguals, research suggests. 

Researchers believe bilingualism strengthens the brain's executive functions, such as its working memory and ability to multitask and problem solve.
The psychologists think that as fluent bilinguals seem to use both languages at all times but rarely use words unintentionally, they have control of both languages simultaneously.

Judith Kroll, professor of psychology, linguistics and women's studies at Penn State University, said: 'Not only is bilingualism not bad for you, it may be really good. 
'When you're switching languages all the time it strengthens your mental muscle and your executive function becomes enhanced.'



The study, published in Frontiers in Psychology, found fluent bilinguals have both languages 'active' at the same time, whether they are consciously using them or not.

Pointing to bilingual people's ability to rarely say a word in the unintended language, the researchers believe they have the ability to control both languages to select the one they want to use without consciously thinking about it.

Linguistic researchers at the university conducted two separate but related experiments to explore bilingualism.
They studied 27 Spanish-English bilinguals reading 512 sentences in alternating languages who were instructed to read the text silently until they came to words written in red at which point they read them out loud as quickly and as accurately as possible.

About half the words written in red were cognates - words that look and sound similar in both languages - and were processed more quickly than other words, according to Jason Gullifer, a graduate student in psychology who was involved with the study.

He said the experiment suggests both languages are active at the same time.
The participants took part in a similar study but this time read the sentences in one language at a time. 
The scientists said the results were similar to the first, suggesting the context does not influence word recognition.

Mr Gullifer said: 'The context of the experiment didn't seem to matter. If you look at bilinguals there seems to be some kind of mechanistic control.'

Learning New Language Has Significant Impact on Brain Structure

It has been suggested before by experts that a great way to make one's brain healthier is by learning a new language. Second language boosts brain power. A previous study conducted by researchers at Lund University showed that learning a new language actually makes parts of the brain grow. According to a new joint study, learning a new language alters brain development.
The study was conducted by researchers at the Montreal Neurological Institute and Hospital - The Neuro at McGill University in collaboration with researchers at Oxford University.
According to the study, the task of acquiring a second language after infancy fuels a novel neural growth and links among neurons similar to the one observed at the time of acquiring complex motor skills. For the study, the researchers used software that was developed at The Neuro. They examined the MRI scans of 66 bilingual men and women as well as 22 monolingual men and women living in Montreal region.


On examining the MRI scans the researchers learnt that after infancy, the left inferior frontal cortex turns thicker while the right inferior frontal cortex thins down.
The pattern of brain development is similar when a new language is learnt from birth. However, learning a second language at later stages of childhood after acquiring expertise in the first language modifies the brain structure especially the brain's inferior frontal cortex. The cortex is the multi layered mass of neurons that plays a vital role in several cognitive functions like language, thought, memory and consciousness. On learning a new language, the left inferior frontal cortex becomes thicker and the right inferior frontal cortex becomes thinner.
Dr. Denise Klein, researcher in The Neuro's Cognitive Neuroscience Unit and a lead author of the study concluded saying, "The later in childhood that the second language is acquired, the greater are the changes in the inferior frontal cortex. Our results provide structural evidence that age of acquisition is crucial in laying down the structure for language learning."
The finding was published in the journal Brain and Language.
Got rhythm? Study ties ability to keep beat with language, reading skills

Rhythm may not come naturally to some people. A new study suggests those people might not be great talkers either.
Scientists studied a group of high school students,and found those who were better at keeping a beat musically had superior language skills compared to their more rhythmically-challenged classmates.
The scientists say this phenomenon reflects a link between the brain's ability to encode auditory signals -- or sounds -- and other brain processes that control for movement, language and reading skills.
"Rhythm is an integral part of both music and language," study author Nina Kraus, a neurobiologist and speech researcher at Northwestern University in Evanston, Ill., said in a statement. "And the rhythm of spoken language is a crucial cue to understanding."
The study could especially have significant implications for children's reading skills, according to the researchers, which previous studies have linked to rhythm.
Researchers enlisted almost 125 Chicago-area high school students for the study, published Sept. 18 in the Journal of Neuroscience.
They were given two tests. The first one involved a metronome, the tick-tocking device that keeps perfect rhythm that may bring back old memories of piano lessons. The students were asked to listen to the metronome, then tap their finger along with it on a special pad that recorded their responses, which scientists measured for accuracy.

In the second test, electrodes were fitted on students' heads to measure their brain waves while they were asked to repeat syllables.
After running both experiments, scientists found that students who were more accurate when tapping along to the beat had better brain responses during the repetition task.
The researchers said the findings support the idea that the brain waves originated from an area of the brain that ties audio processing, rhythm and language together, a so-called "biological hub."
"An activity that requires coordination of hearing and movement is likely to rely on solid and accurate communication across brain regions," Kraus pointed out.
The findings could apply to reading, because hearing speech sounds and associating them with letters and words are crucial for kids learning how to read. The scientists said the association between reading and beat-keeping ability also likely shares a common basis in this auditory hub.
For example, tiny timing changes help distinguish between consonants like "B" and "P," said Kraus.

Music training may help kids improve their language and reading abilities given the findings, because an instrument might help exercise the auditory system, leading to stronger sound-to-meaning associations that are essential for learning how to read, she added.
"By directly linking auditory responses with beat-keeping ability, we have closed the triangle," she said.
"This study adds another piece to the puzzle in the emerging story suggesting that musical-rhythmic abilities are correlated with improved performance in non-music areas, particularly language," Dr. John Iversen, a neuroscientist at the University of California San Diego, who was not involved in this study, added toLiveScience.

2013年10月16日水曜日

効率的な一日を始めるために、

       寝る前にすべきたった2つのこと


一日を気持ちよくスタートするためには、前日の夜に基礎を作っておくことが大切です。
寝る前にもう一度、次の日のスケジュールを見直してみてください。何をする予定なのか? 目的は何なのか?」

「スケジュール表は左右2列に区切って書くのがオススメです。区切った左側にはその日の予定と電話連絡先を記入して、右側にはそれぞれの予定の目的を書きます。この予定から一体何が得られるのか、自分に問いただしてみましょう」
もうひとつの、効率の良い朝を迎えるためのアドバイスはいたってシンプルです。寝る前に、次の日に着る服を並べておいてください。そうすれば、朝になって迷わずにすむし、気楽に一日をスタートできるからです。
不必要な項目を削り、スケジュールの目的を徹底的に把握することこそ、効率よく過ごせるポイントなのです。どうでもよいことに邪魔されたり、朝になって迷ったりする時間を少しでも減らすことで、精神的にも余裕をもって重要なことに集中できるのです。
これを踏まえて実践してみてはいかがでしょうか?

幸せに過ごすためにフリーの時間は

       仕事の意識をなくすように徹底する


仕事と生活の調和、いわゆる「ワーク・ライフ・バランス」は、働く人なら誰でも考えるに値する問題です。
人それぞれのバランスがあってしかりですが、ライフスタイルメディア「カフェグローブ」が紹介していた調査結果によると、幸せに過ごすためには自分の時間を7時間持つべしとのこと。

仕事や家事で忙しく過ごしていく毎日の中で「自分のフリータイムはどのくらいだろう」と考えた事はありますか? 米保険会社「Direct company」が発表した調査によると、仕事と睡眠以外の自分の時間を7時間持つことで仕事や生活とのバランスが取れ、幸せに過ごせることが分かりました。
では、どうしたら少しでも自由の時間を持つ事ができるのでしょうか。それはズバリ、フリーの時間は仕事の意識をなくすのを徹底することです。家族と一緒に過ごしても、独りでソファに寝転がっていても、自分の自由の時間は何をしても構いません。ただ携帯電話やパソコンの電源をオフにしたりして、仕事とはキッパリと離れた時間を過ごすように心がけましょう。

自分では「生活」のつもりでも、実際はメールチェックなど「仕事」に関する時間であることがあります。まずは徹底して離れてみるのも、バランスを取るひとつの方法なのでしょう。
カフェグローブでは、同研究が発表した理想的な時間の使い方も併せて紹介しています。朝食は22分友達や家族と話すのは49分など、調査結果ならではの面白さがありますよ。

アップルの「デザイン哲学」とは? 

       新CMから"こだわり"を読み取る


あらゆるアップル製品に刻印されている署名「Designed by Apple in California」(カリフォルニアのアップルがデザインした)をコンセプトに、同社の"哲学"ともいうべきこだわりを語るというもの。同社の公式サイトでは「Design by Apple」ページが開設されており、そこでもCM動画を視聴することが可能。

CMでは、穏やかな口調の男性ナレーションが「これだ。これこそが大切なんだ」と語り始め、まず製品がもたらす"ユーザー体験"こそが重要だと述べる。そして、具体的に「人が何を感じるのか? 生活をより良くするのか? 存在する価値があるのか?」という疑問を投げかけ、それらの問いを追求することが豊かなユーザー体験をもたらすことだと示唆する。
また、アップルはいろんなものに手を出すのではなく、「数少ない素晴らしいものだけに時間を注ぎ込む」と述べ、自分たちの目的は「(製品を)手にする人の暮らしを輝かせる」ことだとする。そして、CMの最後には「あなたは気付かないかもしれない。けれども、いつも感じ取っているはずだ」と語り、これが私たちのサインだと「Designed by Apple in California」の文字が画面に表示される。さらに、このサインこそが「すべてを語る」というナレーションで締めくくられる。
特定の製品をフォーカスしたものではない企業CMであり、抽象的かつ叙情的な内容となっているが、豊かなユーザー体験をもたらすためのデザインに、アップルがいかにこだわり抜いているかを印象づけるCMだといえる。同社のデザインへのこだわりは、こちらも日本語版が公開されたiOS 7の紹介動画でも読み取ることができる。同動画は、iOS 7の紹介ページから視聴可能だ。
iOS 7の紹介動画では、同社のデザイン担当上級副社長であり、iOS 7のインターフェイス刷新の陣頭指揮を執ったとされるジョナサン・アイブ氏が登場し、iOS 7のデザインの特徴について語っている。アイブ氏は、「デザインは単なる見た目をはるかに超えるものだ」と述べ、「デザインが私たちの体験の多くを決定づける」とデザインの重要性を指摘する。さらに、「深く揺るぎのない美しさは、シンプルさ、明確さ、効率の良さの中に存在」し、デザインとは「複雑さの中に秩序をもたらす作業」だと述べたうえで、「iOS 7は、この目標を明確に体現している」と語る。

また、アイブ氏は「私たちが目指したのは、あらゆる面で控えめで操作を引き立てるインターフェイス」だと述べ、「デザインの主張を抑えると、コンテンツが引き立つ」と指摘。あくまで重要なのはコンテンツであり、インターフェイスのデザインはコンテンツを際立たせるためのものだと語っている。動画の最後でアイブ氏は、iOS 7ではiOSの登場以降でもっとも大きなインターフェイスの変更が行われたとし、「iOS 7は(今後の)重要な方向性を定めた」と語り、「ここからが始まりだ」と高らかに宣言する。
「Designed by Apple in California」をコンセプトにした新しいテレビCMと、大幅にデザインが刷新されたiOS 7の紹介動画からは、アップルがいかにデザインにこだわっているかを読み取ることができる。スマートフォンでは、とかく新しい機能やスペックにばかり注目が集まりがちだが、アップルの新CMは"それは本当に必要なのか?"と疑問を投げかけ、重要なのはユーザー体験をもたらすためのデザインだと述べる。そのアップルが新しい方向性を示したiOS 7のデザインが一体、どのようなユーザー体験をもたらすのか。今後の動きに注目が集まる。

2013年10月8日火曜日

ネガティブでいると人生が行き詰まる理由、ポジティブでいると開けていく理由 


ポジティブシンキングを頭から否定する人はいません。けれど、「ポジティブシンキング」という言葉は、聞こえが良いばかりであいまいなので、軽視されがちなのが実情です。現実の世界では「労働倫理」とか「粘り強さ」といった言葉ほど重視されていません。ですが、そういう見方を変えるべき時が来ています。
研究によってだんだんわかってきたのですが、ポジティブシンキングというのは単に「ハッピーである」とか「前向きな態度を示す」とかだけのことではないのです。ポジティブな考え方をすることで、生活の中に本物の価値が生まれます。単に笑顔を作れるようになるだけでなく、もっと長続きするスキルも身につきます。



〜ネガティブな考え方が脳に及ぼす影響〜

話が横道にそれていると思うかもしれませんが、ちょっとだけ付き合ってください。例えば、あなたが森の中を歩いていて、行く手にトラが突然現れたとします。こういう事態が起こると、あなたの脳にはネガティブな感情が生まれます。この場合は「恐怖」ですね。

これまでの研究によると、ネガティブな感情は脳をつき動かして、特定の行動をとらせます。この例で言うと、トラが行く手を横切ったらあなたは走り出すでしょう。それ以外のことは頭から消えてしまいます。あなたの頭にあるのは、トラのこと、トラを目にしたことで生まれた恐怖、そしてどうやってトラから逃げきるか、ただそれだけです。
言い換えると、ネガティブな感情はあなたの意識を狭め、余計なことを考えられなくしてしまうのです。トラを目にするまで、あなたには「木に登る」「葉っぱを拾う」、あるいは「木の枝を手に取る」という選択肢があったかもしれません。けれども、あなたの脳はこういう選択肢をすべて無視してしまいました。トラが目の前にいる状況では、そういったものは無関係に思えたからです。
原始社会で生きていくためには役に立つ本能でしょうが、現代社会においては、森でトラに出くわす心配などありません。問題は、それにもかかわらずあなたの脳はネガティブな感情に対して同じように反応するようプログラムされていることです。何かネガティブな感情が生じれば、脳は外からの情報を遮断して、選択肢を自ら減らしてしまうのです。
例えば、誰かと争っている時、人は怒りなどの感情にとらわれて、ほかのことが何も考えられなくなってしまいます。あるいは、今日中にやらなければならないことが山積みでイライラしていると、ToDoリストの長さを見ただけでやる気をなくしてしまい、何にも手をつけられなくなることもありますよね。また、運動や健康的な食生活がちゃんとできていないのを後ろめたく感じていると、「自分はなんて意志が弱いんだ」とか、「なんて怠け者なんだ」とか、あるいは「自発性がまったくない」とか、そんな否定的なことばかり考えてしまいます。
どのケースでも、脳は外からの情報を遮断して、恐怖や怒り、ストレスといったネガティブな感情だけに向き合っていますトラに遭遇した時とまったく同じです。ネガティブな感情が生じると、脳は目の前にある色々な選択肢を考えられなくなってしまいます。それは生存のための本能なのです。



〜ポジティブな考え方が脳に及ぼす影響〜

ポジティブな感情が脳にどのような影響を及ぼすかを調べるために、ちょっとした実験を行いました。被験者を5つのグループに分け、各グループにそろぞれ異なる動画を見せたのです。5つのうち、最初の2つのグループに見せたのは、ポジティブな感情が生まれるような動画です。グループ1には喜びがわいてくるような動画を、グループ2は心の安らぎを感じるような動画を見せました。グループ3は対照群で、見せられたのはたいした感情を呼び起こさないニュートラルな動画です。最後の2つのグループが見たのは、ネガティブな感情を生む動画でした。グループ4は恐怖を、グループ5は怒りを感じるような動画を見ました。
次に各被験者は、動画と同じような感情を生じさせる局面に遭遇した時、自分だったらどうしたいか書くよう求められました。被験者には、「I would like to ...」(私は〇〇したい)という書き出しの20行並んだ紙が手渡されました。埋めた行の数がもっとも少なかったのは、恐怖や怒りを引き起こす動画を見た被験者たちでした。一方、喜びや安らぎを感じさせる動画を見た被験者たちは、書き留めた「したいこと」の数が、ニュートラルな動画を見たグループと比べても著しく多かったのです。
言い方を変えると、喜びや安らぎ、愛といったポジティブな感情に浸っている時、人は人生の中により多くの可能性を見出すのです。ポジティブな感情によって可能性を見出す力が強まり、より多くの選択肢を意識できるということが証明されたのは、この発見が初めてと言ってもいいくらいです。けれど、話はそれだけにとどまりません。ポジティブシンキングの興味深い影響は、あとになって現れるのです...。

〜ポジティブシンキングがもたらすスキルの向上〜

ポジティブな感情の影響は、その感情が消えると同時になくなるものではありません。むしろ、ポジティブな感情がもたらす最大の影響と言えるのは、今後の人生でも役に立つスキルを身につけたり資質を育てたりする能力の向上です。実際の例を考えてみましょう。
木の枝にぶら下がったり友だちと遊んだりして屋外を走り回る子どもは、元気よく動き回る能力(身体的スキル)、他人と一緒に遊んで仲間と意思疎通する能力(社会的スキル)、そして身の回りの世界を探検して調べる能力(創造的スキル)が発達します。その子どもは、楽しさや喜びといったポジティブな感情を通じて日常生活で役に立つスキルを磨くのです。
このようなスキルは、元となった楽しさや喜びといった感情よりもずっとあとまで残ります。何年も経ってから、こうやって培われた運動能力のおかげでスポーツ奨学生として大学に行けるかもしれませんし、コミュニケーションのスキルによってビジネスマネージャーの職に就けるかもしれません。新しいスキルを探求して身につける際の原動力となった幸福感が消えてしまっても、スキルそのものは、のちのちまで存在し続けます。
ネガティブな感情はまったく逆の働きをします。なぜかと言えば、脅威や危険が目前に迫っている時に(行く手にトラが待ち構えているような時です)、将来役に立つスキルの形成など問題ではないからです。
この研究から、根本的な疑問が芽生えてきます。ポジティブシンキングが有用なスキルを磨いたり人生の全体像を思い描いたりするのにそれほど役立つというのなら、ポジティブになるにはどうすれば良いのでしょうか?

〜ポジティブでいるための3つの方法〜

日常生活の中でポジティブな感情を増やし、「拡大と形成」理論を活用するにはどうすれば良いのでしょう? カギとなるのは、喜びや安らぎ、愛といった感情を引き起こすさまざまな行動です。どういった行動が自分にとって良いのか、それはあなた自身がよく知っているはずです。それは、ギターの演奏かもしれません。あるいは、特定の相手と過ごす時間や、木彫りの小人を作ることかもしれません。
とは言うものの、役に立ちそうなアイデアを3つご紹介しましょう。

1. 瞑想
毎日瞑想した被験者グループは、しなかったグループよりもポジティブな感情が豊かであるとわかりました。このことから予想される通り、瞑想したグループのほうが、価値の高い永続的なスキルを身につけていました。
例えば、実験が終わった3カ月後の調査でも、毎日瞑想していたグループの被験者は、マインドフルネス(気づき)や人生における目的意識が高いままで、社会的支援への参加も積極的である一方、病気の兆候は減っていました。

2. 文章を書く

被験者となった90人の学部生を2つのグループに分けました。1つ目のグループは、3日連続で毎日、非常にポジティブな経験について書きます。2つ目のグループは、そうではない話題について書きます。ポジティブな経験について書いた学生たちは、3カ月後も気分が明るく、大学の医療センターを訪れる人も、病気になる人も少なかったのです(この研究結果は驚きです。ポジティブな経験を3日間書き続けただけで健康になれるなんて!)。
※原文筆者は、それまで気が向いた時だけ文章を書いていましたが、今は自身のウェブサイトに、毎週月曜日と木曜日に新しい記事を載せるようにしたそうです。記事の内容も、文章を書くプロセスに関するものが増え、この記事やこの記事では、どうすれば目的を見失わずにいられるかについて書いています。

3. 遊び
遊びの時間を生活の中に組み込みましょう。ミーティングや電話会議、週1回のイベントなど、やらなければならないことについてはスケジュールを立てますよね。遊びの時間についてもスケジュールを立ててみましょう。
純粋に物事を探求したり調べたりするだけのために、予定表にまとまった時間を書き込んだのはいつが最後ですか? 何かを楽しむための時間を意識して確保したのは? 「水曜日の会議に比べたら、自分が幸せになることなどたいしたことではない」と断言できる人などいないでしょうが、私たちは実際には会議のほうを優先しています。予定表のどこにも、自分が幸せになるための時間を書いておかないというのは、つまりそういうことです。
自分に甘くなりましょう。笑顔を浮かべてポジティブな感情の恩恵にあずかるのも、良いじゃないですか。遊びや探検の時間をスケジュールに組み込んで、心の安らぎや喜びを味わいましょう。それは最終的に、新しいスキルの探求と形成につながるのですから。

〜幸福と成功はどちらが先か〜

何かを成し遂げた結果として幸せを感じるのは間違いありません。試合で優勝するとか、いい仕事に就くとか、愛する人にめぐり合うとか、そういったことは人生に喜びと安らぎをもたらしてくれます。だからと言って、幸福は常に成功のあとからやってくるものだと思い込んでいるとしたら、それは間違いです。
あなたは今までにどのくらい、「〇〇が手に入ったらそれでいい」と思ったことがありますか?
あるいは「〇〇をやり遂げられたら満足だ」と思ったことは?
原文筆者も、ある目標を決めたら、それが達成できるまでは幸福感はお預けにしてしまいがちなことを認めています。けれど、Fredrickson氏の「拡大と形成」理論によって明らかになったとおり、成功につながるスキルを身につけるには幸福感が欠かせません。言い換えれば、幸福は成功の結果でもありますが、「前触れ」でもあるのです。
実際、多くの研究者たちがこれまでに、幸福な人たちに見られる複合効果、つまり「上昇スパイラル」を指摘しています。幸福な人は、だからこそ新しいスキルを身につけられ、そのスキルが新たな成功の元になり、その結果としてさらに幸せになる...このプロセスがずっと繰り返されるのです。


〜この知見を日常生活で活かすには〜
「ポジティブシンキング」は聞こえが良いだけのあいまいな言葉ではありません。確かに、「幸せである」のはそれだけでも素晴らしいことですが、そういう幸せな時間は、心を開いて、人生の他の分野で大いに役に立つスキルを探求し、身につけるために不可欠なものでもあるのです。
日常生活の中で幸福感とポジティブな感情を育てる方法を見つけておけば(その方法は、瞑想だったり書くことだったりストリートバスケの試合だったり、人によってさまざまです)、一時的にストレスを減らせたり笑顔になれたりするだけではない、もっと長期的な効果が得られるのです。
ポジティブな感情に浸ったり、何物にも邪魔されずに探究心を満たしたりする時間は、過去の経験を将来に活かす可能性が見えてくる時であり、スキルを形成してのちのち有益な才能として開花させるための準備期間であり、さらなる探求と冒険を求める衝動に火をつける時でもあります。簡単に言うと、あなたは喜びを求め、よく遊び、冒険を追い求めていれば良いのです。あとは、あなたの脳がやってくれます。

続けられる英語学習のポイントは、英語を「日常化」すること

日本人の98%はTOEIC TESTハイスコア予備軍です!』(早川幸治著、集英社)の著者は、中学1年のときにそう思ったのだとか。英語がとても苦手で、高校2年のときに受けてみた英検4級(中学2年レベル)も不合格。にもかかわらず、現在では英語公用語化を推進する企業や、これから英語の業務が増える企業の社員、将来英語を使うであろう大学生などを対象に英語を教えているのだそうです。
本当にそんなことが可能なのでしょうか? 第1章「どんな人でも必ず英語はできる」から、基本的な考え方を引き出してみます。


才能も学力も無関係

英語を身につけるために特別な能力は必要ありません。ポイントは英語学習の「習慣化」。ただ、それだけです。


冒頭で、著者は断言しています。そして英語を上達させるために必要なことは、次のふたつだけだとも。
難しいことをやれば早く上達するわけではなく、わかることの中に、少しわからないことが入っていることを続ける方が、よほど早く上達するといいます。そして上達のコツは、自分に合った学習法を繰り返しやること。「継続できる勉強法」こそが、一番効率がいいわけです。

ExcelやWordを覚えることと同じ

専門的なスキルがなくとも、ExcelやWordを使えれば「パソコンを使える」といえるはず。同じように英語もすべて使いこなせる必要はなく、「相手の言っていることを正しく理解して、自分が言いたいことを正しく相手に伝えること」ができれば充分だといいます。なぜなら、必要なことを必要なだけ学べば、あとは使っていく中で徐々に上達していくから。
ちなみに社内の英語公用語化を導入した企業の多くが昇進や昇給、英語を使った業務を担当する基準としてTOEICスコアを設定していますが、重要なのは「TOEICスコア=「すぐに英語を使える力」ではないこと。企業の側も「スコア=潜在能力の証明」と認識しているのだそうです。つまり、TOEICスコアを軸に「使う英語力」を磨けばいいわけです。



英語力の大半は引き出す力

学校英語は日常生活や仕事では使えないといわれますが、学校英語をしっかりやってきた人ほどTOEICスコアの伸びは大きいそうです。理由は、英語の構造がわかっているから。文法という骨組みがしっかりしているため、その「型」をあらゆるスキルに高めやすいわけです。
ここで指摘するのは、人間の能力には「身につける力」と「引き出す力」があるということ。そして英語力のかなりの部分は、過去に学校で学んだことを「引き出す力」。だからこそタイトルのとおり、日本人の98%はTOEIC テストのハイスコア予備軍だと断言できるというのです。

★ハイスコア予備軍度チェック
  • 読めばわかるけど、聞くとわからない。
  • 海外旅行ではジェスチャーや片言の英語で何とかなる。
  • お気に入りの海外ドラマシリーズがある。
(1項目以上あてはまるものがあれば、TOEICハイスコア予備軍だとか。)

スポーツやカラオケと同じ

アニメ『サザエさん』のテーマ曲をほとんどの日本人が暗唱できるのは、テレビから流れる歌声を聞くうちに、自然におぼえてしまったから。英語の習得過程も、これとまったく同じだそうです。大切なのは、まず英語と仲よくなること。日常的に楽しみながら続けていれば、自然と上達するというわけです。
そしてオススメしているのが、意図的に身のまわりに英語環境を設定してしまう「英語の日常化」。

  • 金融機関のATMを英語表示にして使ってみる。
  • 勤め先や学校の英語ウェブサイトを見てみる。
  • テレビ、パソコンなど電子機器を英語表示にしてみる。
  • 観光地やレジャー施設にある英語パンフを読んでみる。
  • 電車内や駅にある英語の注意書きを読んでみる。
  • 街の看板の英語対訳をチェックしてみる。



★英語を見ることに慣れれば、「英語=勉強」という意識がなくなり、「英語=日常」という意識に上書きされます。話題の「社内英語公用語化」は、まさに「英語日常化」なのです。だからこそ日常的に英語に触れていれば、だんだんと上達してくるという考え方です。

「肩の力を抜いて、楽に学んでみようかな」と思わせる要素がぎっしり詰まった内容。「楽に続ける」ために、ぜひ活用してみてください。

2013年10月4日金曜日

Apple、SONY...。

ブランドの「信者」の脳内で起こっていること


認めたくないものですが、誰もが何かに熱狂的な「信者」になるポテンシャルを持っています。信者とは、自分の好きなもの(携帯端末、政治家、都市、ブラウザ、OS、ゲーム端末...)を擁護するあまり、ほかのものを全否定してしまう人たちを指します。



人が何かの信者になるのには、ありとあらゆる要因が関わっていますが、そもそものきっかけを説明してくれるのが「社会的アイデンティティ理論」です。
これは、「人の自己認識は、自分が帰属意識を持つ社会的集団をもとに形成される」という考え方。何らかの集団に所属していると、その集団のメンバーに共感するようになり、ついつい優遇してしまいます。こうした行為はその性質上、「私たち」と(私たち以外の)「彼ら」を区別することにつながります(それでなくとも、人の脳はもともと、この線引きを設けたがるものです)。
人はさまざまな理由で、自分を何らかの集団の一員として位置づけたがります。持ち物を理由にするのも珍しくありません。米科学誌「The Psychologist」の記事では、ものとの結びつきが、人を神経系から変えてしまう可能性が指摘されています。結びつきが集団への帰属意識に転換されるわけです。
何かの信者になってしまう要因としてもうひとつ考えられるのは、経済学の用語で「サンクコスト(埋没費用)の誤り」と言われるものです。
これは買い物の失敗を取り返そうとして、さらにお金(と時間)を費やしてしまうことを指します。ライフハッカーでは以前の記事でも、ガジェットの買い替え家計の話題に絡めて、この問題を取り上げてきました。人が何かの信者になってしまうのにも、サンクコストの誤りが関わっているようなのです。
サンクコストのせいで信者になってしまう理由は簡単です。乗り換えにかかるコストの高さにゲンナリするからです。
PlayStation 3からXboxに乗り換えれば、すでに持っているたくさんのゲームソフトが無駄になります。Android端末からiPhoneに切り替えれば、これまでに買ったアプリを使い続けられないし、操作に慣れるまでに費やした時間も無駄になります。

こういうわけで、あなたの脳は今持っている端末を擁護しようとします。それであなたは信者への道を歩んでしまうのです。