2013年11月19日火曜日

「快適な一人旅を楽しむために大切なこと」


最近、香港を旅していた際には、安物のピーナッツソースを食べたらアレルギーが出てしまい、そのあとタクシーに乗ったらぼったくられるという目にも遭いました。大変なこともありますが、わたしは一人旅が大好きです。
そんな一人旅を、より快適にする方法をいくつかアドバイスします。ちなみに、低予算の旅行を実現するためのものではありません。わたし自身は、あまり予算を切り詰めて旅行をしないようにしています。特に一人で旅をするときには。一人であるということだけで、すでに大変なのですから。

一人の時間を味わう〜

わたしは「両向型人間」です。つまり、他人と交流するのも好きですし、一人の時間もまた好きです。これまでの経験だと、3~4日であれば誰かと話さなくても耐えられますが、それ以上長くなると無理でしょう。
たとえば、2週間の旅行をするときには、「あらかじめ誰かと会う時間」と「一人になる時間」のどちらも計画に入れます。より短い期間の旅行であれば、出発日の前には毎晩外に出かけて人と接するようにします。そうすることで、目的地に到着してからの何日かは、一人の時間をゆっくり味わえるのです。

常にネットがつながる状態にしておく〜

わたしが目的地に着いて、まず初めにやるのは携帯端末用の(プリペイド)SIMカード、もしくはポータブルのWi-Fi端末を買うこと。
SIMカードは値段が張ることもありますが、数日間使う必要があれば、40ドル程度なら喜んで支払います。なぜなら、「Foursquare」のおすすめ情報などを見て、色々なレストランを探索できますし、いつでも地図を確認できれば迷子になることも少なくなり、タクシーを使わざるをえない状況も減るからです。それに、何より安心感がありますよ!

快適な場所に宿泊する〜

一人旅ファンの中には、「ユースホステルは旅仲間をつくるのに最適な場所だ」と言う人もいます。私もそう思います。しかし場所によってはホステルは居心地が悪く、安心感を得られない印象があるからでしょう。もしかしたら、前回宿泊したホステルが、元々刑務所だったという事実から偏見を抱いているのかもしれませんが。
わたしにとっては、コンシェルジュに道順やおすすめの場所を教えてもらえたり、静かな場所でリラックスできたりといったことが大切なのです。知らない場所を旅すること自体がストレスの多いことなのですから、眠る場所はストレスの少ない所を選ぶべきだと思います。

まずはたくさん歩き回ってみる〜

わたしは自分の足で知らない街を歩きまわるのが大好きです。音楽を聴きながら、グーグルマップで見つけた公園を目的地に定めて、散歩します。太陽の光を浴びて、身体を動かすことで、時差ぼけも直せますよ。

「一人でやりたいこと」に多くの時間を使う〜

たとえば、わたしが一人でやりたいこと、またやりたくないことというのは以下のようなことです。
一人でやりたいこと:読書、散歩、博物館やギャラリーに行く、スパに行く
•一人でやってもいいかなと思うこと:読書しながらランチをする、ショッピング
「一人でやりたいこと」リストの中のことを多く実行するほど、一人でも楽しく時間を過ごせます。

特典を活用する〜

わたしはスターアライアンスの会員なので、特典を得るためにもアライアンスに加盟している航空会社をできるだけ使うようにしています。
フライトが遅延したときや、疲れているときにラウンジを使用できるのはとても便利です。空港によっては受付に荷物を預けることもできるので、大荷物を抱えながらトイレに行く必要がなくなるなど、利点はたくさんあります。
大きな空港のラウンジにはシャワーもあるので、一日中歩き疲れたあとに利用してみてもいいでしょう。ソファは快適、軽食もあって、荷物をずっと見続けなくても良いのです。リラックスして読書したり、うたた寝だってできます。

できるだけ週の半ばに旅行する〜

平日はビジネス目的の旅行者ばかりで、多くの人は通常の生活を送っています。一方、週末は友人や家族同士で出かける人が増え、一人客のためにテーブルを確保するのをためらうレストランもあります。また、週末はカップル客が増えますよ。一人で旅をしているときにカップルなど見たくないという人もいることでしょう!

自分のエネルギーレベルを理解したスケジュールをたてる

一人旅のもっとも良い点は、誰かを待つ必要がないという点です。ですので、より多くの場所に行けますし、気軽に休むことができます。
わたしは自分のエネルギーレベルを理解しています。
私は1日中、外出しても問題ありませんが人によっては、
旅の最中は歩いたり、立っている状態が多いので、朝から夜まで外出するのは大変です。
朝早くホテルを出た日は、午後に戻って少し休んでから、また夕方出かけます。もしくは早めにホテルに戻って、プールで泳ぐなどします。半日以上も予定をつめこんでは、一日を楽しむことなんてできません。

「今回が最後の旅」と思わないこと〜

香港でわたしがやりたかったことの1つに、ペニンシュラホテルでアフタヌーンティーを楽しむというものがありました。ですが、前回香港を旅したときにはやりませんでした。
なぜなら、それは誰かと一緒に分かち合いたい体験だったからです。わたしは旅をするときに「ここを旅するのはこれが最後だ」とは考えません。「旅行中にやらなければならないこと」をやるというプレッシャーから解放されて、そのときにしたいことをできるようになるからです。

写真はポストカード代わりになる〜

友達に見せたいものを目にしたら、写真を撮って送るようにしています。素敵なものを見つけたら、ツイートします。リプライやコメントをもらうことも多く、ちょっとした交流ができます。

思い出をつくるためにショッピングをする〜

誰かと一緒に旅するときには、共に何かを体験したという思い出が最高のお土産になります。これは一人旅ではできないことです。
しかし、こんな方法があります。ショッピングをするのです。そうすれば、わたしが身につけている服や靴、ネックレスなどを褒めてもらったときに、そのアイテムを買ったときの「思い出話」ができます。「ありがとう! これはわたしが○○を旅したときに買ったもので...」という感じで。

みすぼらしい格好でも気にしない〜

一人旅をしているとき、他の人はあなたの格好など気にしません。それに、旅の最中にあなたを見かける人とはおそらく二度と会うことはないでしょう。ですので、快適で簡単に持ち運べる洋服を持っていくことが何よりも重要です。
わたしは去年の7月、大きな旅行かばん1つで暮らしていましたが、何枚かのレギンスとロングTシャツだけで、5パターンの着回しを続けて生活していました。最高の組み合わせではありませんし、当時着ていたレギンスとTシャツはクローゼットに戻されたままで、そのあと一度も着ていません。
かわいい格好をするのを少しのあいだ休むと、解放感を味わえます。それに、旅に求めるのは「冒険」です。「恋」ではないでしょう。

幸福を感じる瞬間を「味わう」

香港を旅したときにわたしが幸福を感じた瞬間は、公園のベンチに座ってすばらしいバーベキューポークのサンドイッチを食べていたときです。とても幸せな気持ちになり、こうした瞬間は一人旅だからこそ味わえるものだとしみじみ感じました。
わたしは自由に行動してよいのだというリラックスした感覚を、そのとき味わっていました。

ちょっと変わったことをやる〜

一人旅をするときには、人から見たらちょっと変わったことだって遠慮無くやりましょう。自分が楽しければいいのです! たとえば、コペンハーゲンでは約4時間かけて、美しい墓地の中を歩きました。プラハでは、巨大なメトロノームを見るのに2時間かけて歩きました。こうした体験はわたしにとっては最高の体験でしたが、他の人も同じように楽しめるかどうかは正直わかりません。
ストレスに感じることをできるだけ減らして、自分が好きなことをたっぷり楽しむのが、一人旅を楽しむコツですよ!

0 件のコメント:

コメントを投稿