グーグルがアップル抜き首位 世界ブランド価値番付
マーケティング会社ミルウォード・ブラウンが発表した2014年版の世界ブランド価値ランキングで、インターネット検索大手の米グーグルがアップルを抜いてトップに立った。
過去3年間首位の座を守ってきたアップルは2位に後退した。
グーグルのブランド価値は前年より40%上昇して1590億ドル(約16兆円)となる一方、アップルは20%下がって1480億ドル(約15兆円)となった。
報告書では首位交代の要因として、グーグルの革新性が評価される一方、アップルは革新性に欠けるとみなされたと分析。ミルウォード・ブラウンの担当者はITニュースサイトのアドウィークに、「アップルは世界を揺るがす革新創出のブランドとみなされてきたが、それがやや鈍化した」とコメントしている。
ランキングの3位以下はIBM、マイクロソフト、マクドナルドの順だった。
タブレットなどの分野に進出を加速しているネット通販のアマゾン・ドット・コムは初めてトップ10にランク入りした。ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)ではフェイスブックが68%のブランド価値上昇で21位に浮上。ツイッターは71位、リンクトインは78位だった。
ミルウォードは毎年、各国の消費者15万人を対象に実施した調査などをもとにブランド価値を独自に算出し、上位100ブランドのランキングをまとめている。(CNN)
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